シェアハウスのはじめかた。
去年のGWから色々動いていたので備忘録として、下記にまとめます。
◆物件さがし
私の場合は祖父の空き家があったので必然的にそこにしました。
取り壊す話も出ていたので、そこにストップをかけ譲り受けました。
その家から駅まではさほど遠くなく、
近くにスーパーもあるので生活に不便はないと思ったのが決め手です。
ただ、私が以前住んでいたシェアハウスは
バス停が近くにあるのですがそこから駅まで約20分バスに乗らないと行けなかったり
スーパーまで徒歩約10分の山道だったりと少し不便でした。
ですが、家から見晴らしのよい景色が見られたり、昔ながらの商店街があったりと
人によって惹かれるものの方が不便さよりも上回る場合もあります。
実際、利便性が良いからと言って絶対に入居率が上がるという訳ではなさそうです…
特に最近はどこでも仕事ができる流れになってきているので。
ただ、中古物件だとリノベーションをするのに思った以上に費用がかさむ場合があるので、注意が必要です。
個人的に着目したポイントだと
“中古住宅の購入の注意点”でググると結構でてくるのでそのあたりを参考にしつつ、
その他今回のリノベーションで学んだことは
・ガス、水道等のインフラの設備
→昔の家や増改築を繰り返している物件だと複雑な構造になっていたりする。
・ブレーカーの容量
→部屋数を増やすとブレーカーの容量も増やさないといけなくなる。
・消防法に基づく窓の数や大きさがあるかチェック
→窓の増設や設備の追加をしないといけなくなる。
・瓦が後十数年以上もつか
→痛みが激しいと雨漏りのおそれ。それにより屋根の修復費用がかかる
などです。
私の場合、思っていた以上に設備を整える必要があったので費用がかさみました。。
けれどゴーサインが出せる金額内だったので、リノベーションする方に決断しました。
◆施工会社さがし
前回の記事に書いたとおり、個人的に一番重要なポイントだと私は思います。
会社によって空間の雰囲気や方向性が決まるので。
私は施工会社に丸投げではなく、いち作業員として加わりたかったので
そこを重視して選びました。
ただ、相場を知るのも重要なので、数社に見積もりを依頼した方がいいと思います。
都度物件に業者を呼ぶので少し手間ですが、大きい額が動くので大事です。
以前住んでいたシェアハウスのオーナーにも色々と相談にのってもらいました。
先人の方の意見は聞くに越したことはないです!
◆資金調達
私の自己資金ではリノベーション費用を補うことができなかったので
日本政策金融公庫にて融資を受けました。
ご存知の方も多いと思いますが
事業計画書を提出し、その後の面談でいかに自分の思いを伝えるかが重要になってくるかと思います。
面談時、提出した計画書に担当の方が追加で余白等に書き込みをしてくださるので
文章として伝えきれてなかった思いを、私はめっちゃ話しました笑
面談後、融資にあたり条件が出されたので、
少し時間がかかりましたがその条件をクリアし無事融資を受けることに成功しました。
◆打ち合わせ
依頼している施工会社がこれまでに手がけている物件を見に行っています。
取り入れたい空間やモノを、やんわり決めていき
現場を解体してからその都度相談していくかたちにしています。
解体時に使えそうな廃材がでてくるかもしれないので。
そして今週、個人的に廃材の掘り出し市に行ってきます。
なにか見つかるといいなあ。